歴史
征服と侵略の歴史でもある。中国による約1000年の植民地支配に始まり、記憶に新しいところでは、アメリカとの戦争ベトナム戦争「地獄の黙示録」や「プラトーン」など映画の題材にもなりました。また、意外と知られていないのはフランスの植民地支配になっベトナムは中国と国境を接しているため古来から長い間侵略されたり、奪還したりを繰り返した。なのでその多くが他国に征服されていたという歴史を持っている。元々のベトナムは今の北部に石器時代の文化が生まれた事が起源で、そして青銅器時代へと移りうまれていき、その辺りに多くの小さな国が誕生していく。このころ多くあった国を一つにまとめる人物が出始めて、国が建設されていく。
しかし中国もこの地域の支配をねらったためこの地域は何度も支配が代わっていった。中国は何度か強国の時代があったが、ベトナムにも強国を創りあげる英雄が台頭し、徐々に南下し南部の帝国を吸収していった。その後全土を平定しこれからという時にフランスが侵略してきたのでベトナムはその歴史の多くが他国に侵略されていたのである。た事です。ベトナム戦争これを無くしてベトナムの歴史は語れない。日本の敗戦のあと再び侵略し始めたフランスだったが、54年のディエンビエンフーの敗北で撤退せざるをえなくなる。フランスに戦費の多くを負担していたアメリカがフランスに取って代わり南部ベトナムに進駐し、アメリカ寄りの傀儡政権を樹立、これに対抗した北部政権と南部解放戦線はアメリカに宣戦布告をし戦争が始まった。アメリカはソ連との冷戦のなか、アジアにソ連寄りの共産主義国が生まれることを危惧してはじまったとされるベトナム戦争だったが、実際はただお互い犠牲者が多く出ただけの悲しい戦争となってしまった。アメリカはその間ケネディからニクソンにまたがって攻撃を繰り返し、73年の米軍撤退まで北爆や虐殺を行った。
ベトナムは共産党による一党支配5年ごとに共産党大会を開催し、国家運営の全てをここで決定している。現在の元首チャン・ダイ・クアン国家主席、首相はグエン・スアン・フック国家主席、共産党書記長、首相が共産党と国家の最高人事となっている。中でも共産党書記最高位の指導者である。